配信を最大化するためには、複数のプラットフォームに向けてライブストリーミングすることに加え、制作者は様々な視聴者の地域や視聴者層に対応するために、異なる言語で複数の配信先にストリーミングする必要がある場合があります。これまでは、複数のエンコーダを使用することで、複数のプラットフォーム向けの多言語配信を実現していましたが、これは必要以上に高価なソリューションです。この記事では、Magewell Ultra Encode AIOを使用して、オーディオチャンネルが異なるストリームを複数の配信先に送信する、費用対効果の高いソリューションについて説明します。

手順

  1. Ultra Encode AIOのWeb GUIにログインし、「Encode」(エンコード)タブを開きます。「AUDIO STREAM」(オーディオストリーム)セクションで、まず「Audio Stream 1」を選択し、ドロップダウンリストから「Channel count」(チャンネル数)を最初の配信先のストリームに必要なオーディオチャンネル数に設定します(以下の例では「2 Channels」)。

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  2. 次に、「Channel map」(チャンネルマップ)のドロップダウンで、最初のオーディオストリーム用にエンコードしたいソースのチャンネルを選択します。以下の例では、エンコードされた出力のオーディオチャンネル1と2は、ソースチャンネル1/2に基づきます。「Apply」(適用)をクリックします。

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  3. 続いて、同様に「Audio Stream 2」、「Audio Stream 3」、「Audio Stream 4」のチャンネルマッピングを設定します。この例では、「Audio Stream 2」の出力音声はソースチャンネルの3/4、「Audio Stream 3」の出力音声データはソースチャンネルの5/6、「Audio Stream 4」の出力音声はソースチャンネルの7/8としています。

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    <aside> 💡 「Audio Stream 1」は最大8チャンネル、「Audio Stream 2/3/4」はそれぞれ 2チャンネルです。

    </aside>

  4. 「Live」(ライブ)タブをクリックします。最初の配信先に対応するストリーミングタスクを選択し、右側のメニューボタンをクリックして「Edit」(編集)インターフェースを表示します。

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  5. 「Audio Stream」ドロップダウンリストから、必要なオーディオストリーム(下の例では「Audio Stream 1」)を選択します。

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    同様に、他の各ストリーミングタスクに対応するオーディオストリームを設定します。このようにして、ストリーミングタスクごとに異なるオーディオストリームを選択することができます。全体のオーディオワークフローを以下に示します:

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以上です。