タスクをスケジュール化して自動化させることによって、手作業によるエラー(ストリームの開始が遅れるなど)の可能性を減らし、要求の厳しいライブ現場では特に意味があります。Magewell の Ultra Encode AIO は、ライブストリーミングとメディアファイルへのレコーディングをスケジュールすることができます。このチュートリアルでは、Ultra Encode AIO デバイスのブラウザベースで直感的なインターフェースによる、スケジューラー機能の設定方法を解説します。
Ultra Encode AIO 本体のウェブインターフェースにログインします。トップナビゲーションにある「Live」タブをクリックします。スケジュールしたいストリーミングタスクを選択し、その行の最後にある「...」ボタンをクリックし、ドロップダウンリストから「Schedule」を選択します。
スケジューラーウィンドウの「+ Add」をクリックし、スケジュールのパラメータを指定します。
スケジュールされたタスクの「Description(説明)」や「Details(詳細)」を入力しましょう。ストリーミングタスクの開始と終了時刻、および日付を選択します(秒単位の正確な指定が可能です)。なお、一日中ストリーミングしたい場合は、「Full day」にチェックを入れます。
スケジュールタスクは、毎日や毎週、毎月、毎年といった繰り返し設定にすることができ、また、繰り返しの停止する終了日を指定することもできます。すべてのパラメータを指定したら、「Save」をクリックして現在の設定を完了します。
各ストリーミングのセッションは、最大 8 つのスケジューリングスキームを持つことができ、高度なスケジュールの要件にも柔軟に対応できます。以下の例では、毎日 3 回のリモート教育における RTMP ライブストリーミングを自動化して、各レッスンの間に 10 分間の休憩を挟むようにしています。
ファイルに保存するレコーディングをスケジュールすることもできます。ウェブインターフェースの上部にある「Record」タブをクリックし、「Recording」をクリックします。レコーディングしたファイルを保存したい場所(SD カード、USB ドライブ、NAS)を選択し、その段の右側にあるスケジュールアイコンをクリックします。
上のライブストリーミングのチュートリアルと同様に、必要に応じて繰り返しの設定を加えることで、希望の録画スケジュールを作ることができます。